頭痛は認知症の予備軍か!

◆頭痛には脳梗塞のリスクがある

 

片頭痛全体と脳梗塞との関係を調べた論文はいままでに9件あり、

片頭痛がない場合と比べてリスクは1.73倍と高い結果が出ています。

女性だけをみますと2.08倍とまだ高くなります。

頭痛は脳細胞にダメージを与えているといってよいと思います。

この論文はすべて片頭痛のみを扱っていますが、

頭痛は緊張型頭痛(重だるい頭痛)が発生してその回復機能として

片頭痛が起きています。緊張した筋肉が血管を締め付けている状態から、

それが回復しようとしてドッと一気に血液が流れ込み、

血管を膨張させその周りの神経を圧迫して拍動性のある

ズキンズキンした片頭痛が起きます。

ですので、片頭痛が出ないという方も実は

片頭痛の痛みは感じない 程度ではありますが、

やはり回復機能として血管が膨張していると思われます。

この血管の急激な膨張や血圧の上昇が脳細胞にダメージを与え、

脳梗塞を生み出していると考えられます。

ですので、大小の差はあれども、頭痛のある方には脳梗塞が

できやすいリスクがあると考えてよいと思います。

脳梗塞が増えてきますと認知症になる可能性は非常に高くなります。

頭痛だからといって、薬で済ませて放置しておくのは、

自分の老後に大きなリスクを抱えることになります。

ストレス・運動不足・長時間労働・パソコンの使用などで

頭痛人口は増え続けています。働きさがりに多い頭痛は、

忙しいために治療を後回しにしている方々も多くおられます。

この様な頭痛持ちの方々が将来の認知症の予備軍に

なるのではないかと懸念いたします。

やはり頭痛の根本原因を取り除き、

頭痛が起きないようにする根本施療が一番だと思います。